MIMO対応のiPhone6sとiPhone6のWi-Fi速度の比較で50%前後は高速化か
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iPhone6s/6s PlusのMIMO対応のWi-Fi速度調査
iPhone6s/6s PlusはWi-Fiの性能も大きく向上しており、複数のアンテナを組み合わせるMIMO技術が採用しており、理論値では433Mbpsから約2倍の速度となる866Mbpsの受信スピードに進化しています。
そこでiClarifiedが、iPhone6とiPhone6sをWi-Fi速度を測定した結果を公開しています。測定方法はiOS 9.0.2に復元したまっさらな状態で、AirPort Extremeに5GHz帯を利用して接続し速度を計測するというもの。
iPhone6とiPhone6sで速度を比較
何回か測定をしているのですが、iPhone6sの方が速い通信速度を記録していることが確認できます。こちらの記録では、iPhone6が309.3Mbps、iPhone6sが412.7Mbpsという結果となっています。
この結果では40%程度、高速化されたことになります。
自身の環境でも試してみた
せっかくなので、僕自身の環境(MIMO対応AirMac Time Capsule 最大1,300Mbps)においても、Wi-Fi速度の違いを測定してみたところ、確かにiPhone6sの方が速度が速い時が多くなっています。
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一部の測定結果ですが、以下画像の左のiPhone6が(受信:50.11Mbps、送信:47.85Mbps)、右のiPhone6sが(受信:86.45Mbps、送信:92.11Mbps)となり、70%程度高速化されてることになります。
しかし、状況によってはiPhone6の方が速いスピードを記録することもありますので必ずしもiPhone6sの方が速くなるというわけでもありません。
とはいえ、全体的にiPhone6sの方が速度が出ていることが多いのでMIMO技術の効果はかなりあるのかなといった印象です。
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