KDDIが今夏に月額料金を1,500円前後値下げへ

KDDI（au）が今夏にスマートフォンの主要プランの月額料金を1,500円前後値下げする方針を固めたことが明らかになりました。この値下げにより現在の料金プランから2割程度安くなることになります。

今回、大幅な値下げに踏み切る背景として大手キャリアから格安SIMへの流出を食い止める狙いがあるようです。

大手キャリアのスマートフォンの料金は一番安いプランで、通話が5分間かけ放題とデータ通信1GBとの組み合わせで4,900円となっていましたが、1,500円値下げされることになれば3,400円程度で大手キャリアで契約することができる計算になります。

docomo withに対抗？

先日、NTTドコモが一部の機種でずっと1,500円の値引きを受けることができるdocomo withというサービスを開始し、さらに従量制の通話のみデータ通信は家族からシェアすることができるシンプルプラン（980円）というサービスを開始しました。

シンプルプランで家族からデータ通信量をシェアができる環境があれば必要なオプション料金を含めても1,922円で契約をすることができるので、docomo withを活用することで場合によっては格安SIMの料金と対抗することができるプランにもなっています。

今回、KDDIが検討している新しい料金プランはdocomo withのような端末から値引きをする形になるのか、現在の料金プランが値下げされるのかは分かりませんが、ユーザーが分かりやすい料金プランになることに期待したいところですね。