Photoshop CC 2015アップデートでiMac 5Kの30bit(RGB各10bit)ディスプレイ表示に対応
Adobe Photoshop CC 2015が30bit(RGB各10bit)に対応
Adobeが2015年12月に入ってからアップデートを開始している「Adobe Creative Cloud 2015」の製品群ですが、「Adobe Photoshop CC 2015」において「30bit(RGB各10bit)ディスプレイ」の表示に対応したことが明らかになりました。
OS X 10.11 El CapitanをインストールしたMac Proと最新のiMac 4K/5Kディスプレイモデルにおいてと30bit(RGB各10bit)カラーがサポートされていることが明らかになっていましたが、Adobeは「Photoshop CC 2015」において正式にサポートしたことになります。
設定方法
設定は「環境設定」→「一般」→「パフォーマンス」→「グラフィックプロセッサーを使用」の「詳細」という項目にある「30bitディスプレイ」にチェックを入れることで利用することができます。
僕が利用しているMacBook Pro (Retina,Late2013) とDellの4Kディスプレイでは30bit(RGB各10bit)カラーは利用できる環境ではありませんが、チェックを入れることは可能となっています。
おそらく無駄に処理が重くなるだけで、通常時はオンにする理由はないでしょう。現時点ではiMac 4K/5Kディスプレイモデルだけが手軽に30bit(RGB各10bit)カラーを利用することが可能となっています。このモデルに関しては最大で10億7,374万色の表示が可能となっており、写真などの表示がより奥深いものになっています。(少なくとも僕の目では違いを感じることはできませんでしたが..)
UIデザインが新しく刷新
なお、2015年12月のアップデートでPhotoshop CC 2015のUIデザインが大幅に変更になったようで、キャンセルやOKなどのボタンが丸くシンプルなものに変更されています。(今までは四角)
ちょっと見にくくなったように感じるのは僕だけでしょうか。また、起動時にスタート画面として20アクション前まで開いた画像を瞬時に開くことができるようになっています。
いきなり、この画面が起動してどうしていいものか分からなくなってしまいましたが、もちろん、右上の設定で変更することも可能です。
今回のアップデートは大きく変更が実施されているようです。