OS X 10.9.3適用で統合GPUのVRAMが増加していることが判明!(2012年モデル以降?)
OS X 10.9.3適用で統合GPUのVRAM増加!
先日リリースされたOS X 10.9.3を適用することで統合GPUに割り当てられるVRAMが引き上げられることが判明しました!
伝えられているのはMacBook Pro (Retina, 15-inch, Late 2013)とMacBook Pro (Retina, 13-inch, Late 2013)モデルにおいてOS X 10.9.3にアップデートすることで統合GPUに割り当てられるVRAMが1GBから1.5GBに引き上げられているようです。
2012年モデルもVRAM容量増加!
私が使用しているIntel HD Graphics 4000を搭載しているMacBook Pro (Retina, 15-inch, Mid 2012)を実際に確認をしてみました。OS X 10.9.2までのVRAMの容量は384MB〜768MBだったはずです。
OS X 10.9.3アップデート後のシステムレポートを確認してみると、なんと1024MBまで引き上げられていることがわかりました。
2012年モデルのRetinaモデルは外部GPUであるNvidia GeForce GT 650MのVRAMも1GBのGDDR5 SDRAMを搭載しているのでVRAMの容量は同じということになりますね。
2010年モデルの非Retinaモデルは増えなかった!
2010年モデルのMacBook Pro(非Retina)も持っているのでこちらも確認をしてみました。
こちらのモデルはIntel HD Graphicsの統合GPUが搭載されており、元々288MBのVRAMが割り当てられているのですが、OS X 10.9.3にアップデート後も容量に変化はありませんでした。
Intel HD Graphics 3000を搭載した2011年モデルのVRAMが増えているかどうかは確認は出来ていないのですが、HD Graphics 3000はシステムメモリの容量に基づいて割り当てが決まっているのでたぶん増加はしていないと思います。
なので、OS X 10.9.3にアップデートをすることでVRAMが増えるのは2012年モデル以降ということになりそうです。
今回のVRAMの割り当て容量が増加したことで、バッテリー駆動時などのモバイル利用の時でも以前よりも滑らかに動作し快適に使用することができるようになっているのかもしれません。