OSX 10.11 El Capitanのツールバーに境界線とグラデーションが追加され視認性向上へ!
OS Xのツールボタンにグラデーションが戻ってきた
OS X Yosemite 10.10で完全にフラットデザインになったUIですが、最新バージョンとなる「OS X 10.11 El Capitan」のUIはツールボタンのデザインにグラデーションが少しだけ掛けられるなど、若干の変更が加えられていることが明らかになりました!
これは、OSXDailyなどが明らかにしたもので、OS X 10.11 El CapitanはシステムフォントにAppleの新しい独自フォントであるSan Franciscoが採用される他に、ツールバーのデザインにグラデーションが追加されヨセミテよりも立体的に表示され視認性が向上しているようです。
Nice to see more shadows (popovers, etc.) on iOS 9, as well as buttons on El Capitan now having a light gradient again. Depth is good!
— Sebastiaan de With (@sdw) 2015, 6月 10
ただし、大幅に刷新されたわけではなく非常に微妙な変更で気付かないレベルといってもいいかもしれません。
ボタンの境界線がクッキリしグラデーションが掛かる
YosemiteとEl Capitanのツールバーのデザインの違いを比較したのがこちらの画像です。(クリックで拡大できます)
違いが分かるでしょうか?
アイコンの背景にうすーくグラデーションが掛けられて、境界線には線が追加されくっきりとしたボタンに変更されています。
OS X Yosemiteではアクセシビリティの「コントラストを上げる」で境界線を追加することができましたが、OS X El Capitanはデフォルトで薄い境界線が追加されるようです。
このように並べて見ないと分からないくらいのデザイン変更ですが、確実に現行のヨセミテよりはクッキリとしたデザインになっており視認性は間違いなく高くなっているでしょう。
OS X Yosemiteではフラットデザインにし過ぎて、ツールバーなどが見難くなったと感じるユーザーも多いです。
このような改良は歓迎すべき点であり、YosemiteではAppleの独りよがりなデザインをユーザーに押しつけた感がありましたが、OS X El Capitanはこのようなユーザーの声を反映させた心優しいバージョンになっているといえるかもしれません。