Apple Watchの視差効果や透明度をオフにし文字を太く見やすくする方法!
Apple WatchのUIデザインの設定
Apple Watchに搭載されているS1チップは、2012年に発売されたiPhone4sに搭載されているA5プロセッサと同等の性能といわれています。
しかし、Apple Watchのディスプレイ解像度が38mmサイズで「272×340」、42mmサイズで「312×390」となっておりiPhone4sの「640×960」の半分以下となっているので比較的スムーズに動作します。
しかし、ホーム画面から時計の文字盤に移行する時にフレーム落ちしたり、データ取得中ののグランスでスワイプ切り替えをしている時に動作が遅くなったり引っかかりが発生したりすることもまれにあります。
この動きが気になるという方はiPhoneと同じように「視差効果」や「透明度」をオフにすること動作が改善しますので設定方法について紹介したいと思います。また文字を太くしたりグレイスケールに設定することもでき、基本的にはiPhoneやiPadと同じ項目を設定することが可能です。
ただし、Apple Watchから設定できるのは「視差効果を減らす」のみで「透明度を下げる」と「文字を太くする」、「グレイスケール」はiPhoneのApple Watchアプリから設定することになります。
Apple Watchの「視差効果を減らす」
アクセスする場所はiPhone、Apple Watchともに同じで「マイウォッチ(設定)」→「一般」→「アクセシビリティ」から設定を変更することができます。
「視差効果を減らす」をオンにします。
するとホーム画面のアイコンが全て同じ大きさに拡大される状態になります。
この状態の方がどこからでも正確にアプリのアイコンをタップすることができるので操作性は通常のUIよりもかなり良いといってもいいかもしれません。
Apple Watchの「透明度を下げる」
「透明度を下げる」はiPhoneのApple Watchアプリから操作する必要があります。「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」から「透明度を下げる」をオンにすることができます。
透明度を下げると通知画面やグランスの背景の透過処理がオフになります。
気持ちですがグランスの動作が軽くなった..ような気がします。
Apple Watchの「文字を太くする」
Apple Watchの文字の書体は細いフォントが採用されているので小さい画面では見づらいという方もいるかもしれません。「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」から「文字を太くする」をオンにすることでフォントを太くすることができます。
なお、ここでの再起動は電源オフからと違い1分も掛からず15秒くらいで再起動することができるのでご安心を!
左が通常状態、右が文字を太くした比較画面となります。
小さい画面ですから太文字はかなり見やすいですね。視差効果を減らして文字の太さを太くすると小さい画面ですが結構見やすくなるような気もます。
Apple Watchの「グレースケール」
Apple Watchの「グレースケール」をオンにすると全てが白黒画面に切り替わります。
これはこれでカッコイイかもしれませんね!
iPhone4sやiPad2などではiOS8の動作を改善するための上記の設定をすることで動作が速くなったりしますが、さすがに発売したばかりのApple Watchですから動作が遅くなるということは滅多におきません。将来的に第2世代Apple WatchやWatch OS 2.0が登場したときにこのような小技が役に立つ時が来るかもしれません。
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