Apple Musicがハイレゾ音源(最大96kHz/24bit)に対応する可能性が浮上!
近い将来Apple Musicでハイレゾ音源に対応するかも?
ソニーなどではハイレゾ対応のスマートフォンと発売するなど、音楽データはより音質の良いハイレゾリューション(Hi-Res Audio)対応の音源に少しずつ対応が進んでいる状況ですが、AppleのiTunesやApple Musicのハイレゾ対応は進んでいない状況です。
そんな中でAppleが最大96kHz/24bitに対応したハイレゾ音源の音楽ストリーミング配信の開発を行っていることをMacお宝鑑定団Blogがポタフェス2015に出展しているApple関連に詳しい複数の関係者から情報を得たと伝えています。
iOS9はLightningコネクタから出力された音楽データに関しては最大192kHz/24bitのハイレゾ音源の出力が可能となっています。Apple Musicからダウンロードされた楽曲のサンプリング周波数がどこまで対応するかは不明とのことですが、最大96kHz/24bitでのストリーミング配信の開発をしているとのことなので、この範囲内のサンプリング周波数となりそうです。
ハイレゾリューション(Hi-Res Audio)とは?
ハイレゾリューション(Hi-Res Audio)は、今までのCD音源である44.1kHz/16bitや48kHz/16bitより大幅にデータ量を多く取り扱える規格で44.1kHz/24bit、96kHz/16bit、96kHz/24bit以上のサンプリング周波数 / 量子化ビット数であればハイレゾリューション(Hi-Res Audio)と呼ぶことができます。
簡単に言うと今までの音楽データでは聞こえなかったような細かい音を収録することが可能となり、より広がりのある音を楽しむことができます。ただし、再生する機器がハイレゾに対応している必要があり、対応していたとしてもスピーカーやアンプがショボかったらハイレゾ音源を存分に楽しむことはできないでしょう。
おそらく、ハイレゾ音源を存分に楽しむには、高価なスピーカーやアンプなどが必要になるでしょうし、より簡単に体感することができるのはハイレゾ対応の高級ヘッドフォンなのかもしれません。
もしハイレゾに対応したらiPhone 6から?
ちなみに、iPhone 6/6 Plusよりオーディオチップに関してはハイレゾ対応していることが明らかになっていました。このことから、もしApple Musicでハイレゾ音源に対応することになればiPhone 6/6 Plus以降のモデルにおいて利用することが可能ということになるかもしれません。
個人的にはiPhoneでのハイレゾ音源が扱えるようになるのは願ってもいないこと。そのような動きが出てきたことで近い将来にハイレゾ音源の配信が開始される可能性は高いと言えるのかもしれません。