9.7インチSmart Keyboardのスタンドモードは角度が直角すぎて倒れる危険が!!
9.7インチSmart Keyboardのフォトスタンドモードに注意!
9.7インチ「iPad Pro」と「Smart Keyboard(スマートキーボード)」の組み合わせは「Pro」ならではで、9.7インチのiPadでキーボード入力をしたかったユーザーにとっては待ちに待った組み合わせではないでしょう。
ただ、一つ注意点があり「キーボードスタイル」ではなく映画や写真を見たりするためのスタイルである「フォトスタンドモード」で使用する場合、角度が直角になりすぎてしまって前に倒れる場合があるので気を付けましょう!
iPad本体の角度が直角に…
なぜか、9.7インチ「iPad Pro」と「Smart Keyboard」の組み合わせの「フォトスタンドモード」は異常に角度が付きます。
真横から見てみましょう。
なんでこんなに角度が付いているんでしょうかね。角度が急なので非常に画面が見難く実用的ではありません。また、場合によっては手前にiPad Pro本体が倒れてしまうこともあるので、取り扱いには注意をしないといけません。
左から、9.7インチiPad Pro、iPad Air 2、12.9インチiPad Proを並べてみました。明らかに9.7インチiPad Proだけが直角になっていることが分かります。
右から、9.7インチiPad Pro、iPad Air 2、12.9インチiPad Proです。
何度見ても9.7インチiPad Proの角度が立ちすぎてしまっています。
寸法を測って比率換算してみた
なぜ、このような角度の違いが出てしまうという事態になってしまったのか?ということで、折り曲げてる部分の寸法を計測して比率換算してみました。
12.9インチの「Smart Keyboard」の寸法です。
そして9.7インチの「Smart Keyboard」の寸法です。(若干の寸法のズレは気にしないでください)
左から折り曲がる部分の比率が12.9インチは「1:1:0.75」となっているのに対して9.7インチは「0.8:1:0.8」と比率が大幅に異なっていることが分かります。さらにキーボード部分の比率も若干異なることから角度が違うという現象が起きてしまているようです。
キーボードスタイルの角度も若干違う
当然ながらキーボードスタイルの時の角度も若干ですが異なっています。
キーボードの大きさを優先した結果、このように比率が異なってしまったのかもしれませんが、並べて置いた時に美しくないことは間違いないでしょう。
昔のAppleだったらOKとしていたのかどうか、と考えるとここ最近のAppleは妥協したというものが随所に見受けられるのが少し残念なところです。
Smart Keyboardは名の通り基本的にはキーボードスタイルで使用することが前提と置いたデバイスなので、これでいいのかもしれませんが個人的にはキーボードスタイルにおいても角度がもう少し寝ていた方が使いやすいのかなと感じます。
→ iPad Pro – Apple公式サイト
→ Smart Keyboard – Apple公式サイト
→ Apple Pencil – Apple公式サイト