iOS11は使用していないアプリを自動的に削除するオフロード機能を搭載
iOS11、使用していないアプリを自動的に削除する機能を搭載
iOS11ではストレージ容量を削減するための機能として使用していないアプリを自動的に削除する「Offload Unused Apps(未使用のアプリをオフロード)」というオプション機能が追加されていることが明らかになりました。
Offload Unused Apps(未使用のアプリをオフロード)はiPhoneやiPadのストレージの空き容量が少なくなった時に、あまり使用していないアプリを自動的に削除してしまうという機能となっています。
通常に削除と違う点として全てのデータが削除されるわけではなく、そのアプリでユーザーが作成した書類や設定などのデータは削除されることなく、アプリの本体データ(バイナリ)のみが削除される仕組みとなっています。
データが削除されたアプリはホーム画面上にグレーアウトした状態でアイコンが表示され、再び使用したいときはグレーアウトしたアイコンをタップすることで再ダウンロードをすることができるようになっています。
なお、「設定」アプリの「iTunes & App Store」に「Offload Unused Apps」の項目が追加されており、ここからON/OFFすることができます。
You can now “offload unused app” in iOS 11. It deletes the app binary, but keeps the documents and data. pic.twitter.com/X1b7eljXDR
— Chris Hannah 👨🏻💻 (@chrishannah) 2017年6月6日
これは、なかなかいい機能かもしれません。あまり使わないけどデータは残しておきたい場合もOffload Unused Appsを利用することでストレージ容量を削減することができますね。特に16GBのストレージ容量が少ないiPhoneやiPadを使用しているユーザーにとっては良い機能と言えそうです。