iOS9.2 マルチタスク切替画面(視差効果を減らす)のデザインが変更され使いやすくなった!
視差効果を減らすのアプリスイッチャーが変わった
iOS9.2では細かい部分においてUI動作の挙動が変わったり改善されているようです。
iOS9よりマルチタスクの切り替え画面(アプリスイッチャー)が3D Touchでの利用を考慮したことで大きくUIデザインが変更されましたが、3D Touchを利用できないユーザーにとってはちょっと使いづらいものになってしまいました。(個人的な使用感ですが)
iOS9.2では「視差効果を減らす」をオンにした状態で切り替え画面(アプリスイッチャー)を起動すると挙動が変更されています。
左がiOS9.1、右がiOS9.2のアプリスイッチャー画面(視差効果を減らす:オン)です。
iOS9.1までは視差効果を減らすをオンにしてもアプリスイッチャーの画面の変化はほとんどなかったのですが、iOS9.2からは平面的になり、スライドも流れるように切り替わるのではなく1アプリずつ横にスライドする形に変更されており、操作性は向上しているように感じます。
動画で比較
わかりにくいので動画に収めました。
上がiOS9.1、下がiOS9.2のマルチタスク画面(視差効果減らす)。 pic.twitter.com/omWKpK74I3
— IT-Strike01 (@ITStrike01) 2015, 12月 9
見ての通りアプリをスワイプしてもスルスルと先に進まないようになっています。一番端に移動するのは大変ですが誤操作が減って使いやすくなっています。
しかし、視差効果を減らすをオンにすると通常のアニメーションもオフになってしまうので、マルチタスク画面のアニメーションを変更するためだけに視差効果を減らすをオンにするのも気が引けますね。
普段の使用でアプリスイッチャーの利用が多く、現在の動作にどうしても慣れないという方は試してみる価値はあるかと思います。どうせなら設定からアプリスイッチャーの動作が変更できるようになると有難いんですけどね。
追記:iOS9.3のアプリスイッチャーの動作が改善されて以前よりも操作がしやすくなっているようです。少しずつですがiOS9のアプリスイッチャーが使いやすく進化しているようです。