NiftyとOCNの格安SIMカードの実効速度を比較!

NiftyとOCNの格安SIMの実速度を比較

格安SIM業者が増えて価格競争も起きて、データ通信のみなら月額500円から利用できるプラン(DTI)なども登場するなど、多様性を増しているMVNO業界です。

格安SIM

MVNO業者の多くは基本的にNTTドコモのXiとFOMA回線を利用したものとなっており受信150Mbps、送信50Mbpsの高速通信ができることになりますが、実際に格安SIMでどれくらいの回線速度があるのかが分からないところです。

高いプランに加入して利用するNTTドコモと、料金が破格の格安SIMの通信回線が全く同じスピードが出るわけがないことは何となく予想はできるのですが…

そこで、いくつか格安SIMと実際に契約をしてAppleのiPhone 6 Plusに入れてみたので実測値を紹介します。格安SIMの参考にして頂ければと思います。今回試したのは、OCNとNIFTYの2つです。

Nifmo by ニフティ

Nifmo by ニフティは、SIMが900円〜、データ+音声SIMがら1,600円から運用可能の格安SIMを提供しています。

ニフティ SIM

3G回線とLTE回線での実速度を測定しました。ニフティもiPhone 6には正式に対応をしていないのか電波の表示がされませんが通信はちゃんとできます。

Nifmo sim01

・3G:受信 3.52Mbps、送信 0.40Mbps、PING 94ms
・LTE:受信 6.08Mbps、送信 5.62Mbps、PING 90ms

3G回線でも3Mbpsを叩き出し、意外と快適に利用することができます。LTE回線になれば受信で6Mbpsと高速になる、場合によっては10Mbpsという数字が出ることもあります。




→Nifty(ニフティ)の格安SIM

OCN モバイル ONE

OCN モバイル ONEは、データSIMが900円〜、データ+音声SIMがら1,600円から運用可能の格安SIMを提供しています。

OCN SIM

3G回線とLTE回線での実速度を測定しました。OCN モバイル ONEはiPhone 6には正式に対応をしていないのか電波の表示がされません。でも通信は問題なく行うことが可能です。

Ocn 格安SIM 実速度

・3G:受信 1.13Mbps、送信 0.40Mbps、PING 2363ms
・LTE:受信 2.02Mbps、送信 5.12Mbps、PING 72ms

3G回線で繋がっている時は、かなり低速でYahooのトップページを開くにも多少時間が掛かってしまいます。LTE回線になると実用レベルになりストレスを感じることはあまりありません。

OCNは受信スピードは少し遅いようですが送信スピードは安定した数字を出しているように感じます。違う場所でも測定をしましたが、受信速度はどうしてもあんまり伸びませんでしたので、少し遅いのかなーと思います。




OCN モバイル ONE データ通信専用SIM 2GB/月コース

当然ながら場所が違えば違う数字が出るはずなので今後、違う場所でも測定をする予定なので結果を随時追加していきたいと思っています。

iPhone 6 SIMフリー版の販売が停止したまま..

それにしても、AppleがiPhone 6とiPhone 6 PlusのSIMフリー版の販売を停止してからかなり経過しますが、何が原因で販売を取りやめたのかが一切分かっていないのが気になります。

iPhoneのSIMフリー機が購入できないとなるとMVNO業界としては少し痛手だと思うのですが…。

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