ローエンドGPU「PowerVR G6020」発表!Apple Watchのようなウェアブルデバイス向け!

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ウェアブルデバイス向けGPU「PowerVR G6020」発表

AppleのiPhoneやiPadのモバイルプロセッサとなるAシリーズのGPUコアに採用されているImagination Technologies(イマジネーションテクノロジーズ)がローエンド向けのGPUとなる「PowerVR G6020」を発表しました。同GPUはSeries6XEシリーズの一つになるようです。

PowerVR G6020 GPU  PowerVR Series6XE 575px

PowerVR G6020は720p(1280×720ピクセル)の解像度のディスプレイを60fpsで駆動させるための必要最低限の性能を持っており、ローエンドのスマートフォンやスマートウォッチなどのウェアブルデバイスなどの利用を想定したGPU製品となっています。

PowerVR G6020 GPU PowerVR

2014年1月に発表されたPowerVR G6050の機能をさらに削ったような機能となっています。しかし、機能を削ることによってチップサイズも小さくすることができさらに消費電力も低く抑えることが可能となりウェアブルデバイスへの採用に適したGPUになります。

ウェアブルデバイスはディスプレイが小さいのでそれだけ性能を抑えたとしても十分に稼働させることが可能になるようです。Cortex-A7のCPUコアを使い28nmプロセスで製造された場合は2.2mm2という面積になるとのこと。信じられないくらいめっちゃ小さいですね。

Apple WatchのS1チップに同等レベルのGPUが採用?

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Apple Watchに搭載されているS1チップのGPUに何が採用されているかは不明ですが、Appleは長年PowerVRシリーズのGPUを採用していることからPowerVR G6050のようなGPUが使われている可能性もあるのかもしれません。

AppleS1チップ

イマジネーションテクノロジーズは2014年11月に次期iPhoneのA9チップに採用されるGPU候補となるPowerVR Series7を発表をしています。

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そんな中で旧世代の新しいチップを発表したということは、ウェアブルデバイスの普及が今後進むと判断し製品ラインナップの拡充に手を加えたということなのかもしれません。

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