Mac OS Xの2016年4月の市場シェアが9.57%になり10%の大台目前に!

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Mac OS Xのシェアが9.57%に!

AppleもMac OS Xの世界シェアが2016年4月に9%を超えて大台の10%を目前に迫っていることがNetMarketShareが公開したOSシェアのデータにより明らかになりました。一方で、Windowsに関しては90%を切ってしまうなど、Macにとっては追い風となっているようです。

2016年4月時点でWindowsが88.77%、Mac OS Xが9.57%、Linuxが1.65%という結果となっています。

OSのシェア

Mac OS Xのシェアは2015年10月に8%のシェアを獲得したものの2015年11月に6.99%に大きく下落するという動きを見せており、2016年3月に7.77%を記録するなど少しずつシェアを回復していましたが、2016年4月に一気にシェアを伸ばし9.57%という数字を記録しました。

OS X シェア

2016年4月に急激に2%以上もシェアが上がってしまうのはかなり不自然な状況にも見えますが、Windowsのシェアが2016年3月で90.45%だったのが4月の88.77%と2%以上下がっていることが確認できていること、さらにPC市場自体が縮小している中で販売が好調なMacのシェアが伸びているということなのかもしれません。

OSのバージョン別のシェア

OSのバージョン別のシェアは以下のとおり。

  • Windows 7:47.82%
  • Windows 10:15.34%
  • Windows XP:10.63%
  • Windows 8.1:9.85%
  • OS X 10.11:3.94%
  • Windows 8:3.19%
  • OS X 10.10:2.53%
  • Windows Vista:1.42%
  • OS X 10.9:1.25%
  • OS X 10.7:0.73%
  • OS X 10.8:0.65%
  • Windows 3.1:0.45%
  • OS X 10.6:0.40%
  • OS X 10.5:0.05%

圧倒的にWindows 7のシェアが多くなっておりWindows 10が無料アップデートできるのに思ったようにアップデートが進んでいない状況になっているようです。7月に無料アップデート期間が終了してしまうので、今後の伸びは期待できないかもしれませんね。

Mac OS X全体とWindows XPのシェアがほぼ同じということにかなり驚きを感じていますが、産業用の機械などに使用されていることもあるので、なかなか切り替えができないという理由もあるのかもしれません。

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個人的にはOS X 10.10のシェアが2.53%もあることに驚いてしまいました。

OS X 10.10よりもOS X 10.11の方が全体的な動作速度が速くブラッシュアップされていることから使いやすいので、OS X 10.10を利用するくらいならOS X 10.11にアップデートをしてしまった方がいいと思うのですが、OS X 10.11はセキュリティレベルが高められた影響なのかOS X 10.10で動作していたアプリケーションがOS X 10.11では動作しないというものがあり、このことが影響しているのかもしれません。

まとめ

PC市場が減少傾向の中でAppleのMacのシェアが伸ばしている状況となっていますが、2016年5月のシェアも9%台を維持できるかが気になる点と言えそうです。

6月には「WWDC 2016」が開催され、ここで新型のMacBook AirとProがお披露目される可能性が高そうですし、今年はもしかすると10%の大台に乗ることができるかもしれません。

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