iMac 4K Retinaは21.5インチではなく新しいディスプレイサイズになる可能性

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iMac 4Kディスプレイモデルは新しいデザインになる可能性?

先日、「OS X 10.11 El Capitan」のシステムコードの中に今までにない解像度となる「4096 x 2304 Retina」という記述が発見されたことから4Kディスプレイを搭載したiMacが開発されているのではないかと憶測が上がりました。(2015年10月13日に21.5インチのパネルを搭載したiMac 4K Retinaディスプレイモデルが発売されました。記事後半に追記しています)

iMac

そんな中で、Ars Technicaは今までのiMacからディスプレイサイズの変更やその他のデザインの変更など大幅に刷新される製品になるのではないかと予測をしているようです。

OS X 10.11 El Capitan 4Kコード

確かに、「4096 x 2304 Retina」という数字をよく見れば今までMacシリーズとは少し異なる解像度であることはわかります。

各MacBookシリーズの解像度は以下の通りです。

  • 11インチMacBook Air:1,366 × 768(16:9)
  • 12インチMacBook:2,304 × 1,440(16:10)
  • 13インチMacBook Air:1,440 × 900(16:10)
  • 13インチMacBook Pro:2,560 × 1,600(16:10)
  • 15インチMacBook Pro:2,880 × 1,800(16:10)
  • 21.5インチiMac:1,920 ×1,080(16:9)
  • 27インチiMac:2,560 × 1,440(16:9)
  • 27インチ 5K iMac:5,120 × 2,880(16:9)

4倍の高解像度化の法則

今までのRetinaディスプレイ化の法則としては非Retenaモデルの解像度の4倍となるディスプレイが採用されています。

  • 13インチ:1,280 × 800 (116ppi) → 2,560 × 1,600 (232 ppi)
  • 15インチ:1,440 × 900 (113ppi) → 2,880 × 1,800 (227 ppi)
  • 27インチ:2,560 × 1,440 (109ppi) → 5,120 × 2,880 (218 ppi)

この4倍の解像度の法則からいけば21.5インチのiMacはこのようになるはずです。

  • 21.5インチ:1,980 × 1,080 (102ppi) → 3,840 × 2,160 (204ppi)

一般的に普及している4Kディスプレイが採用できるのでAppleとしても生産がし易いはず..なんですが、今回発見されたコードから確認出来るのは「4,096 × 2,304」という少し変わった解像度です。

このことからiMac 4Kディスプレイモデルは21.5インチのディスプレイではなくサイズが変更される可能性もあるのかもしれません。

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12インチMacBookも法則外のモデル

Appleは過去にも今までのモデルの解像度とは異なるディスプレイを搭載したモデルを発売したことがあります。

それが、12インチMacBookです。

11インチMacBook Airのディスプレイは1,366 × 768ピクセルで、今までの4倍の法則からいけば11インチ2,732 × 1,534ピクセルが採用されても良かったはずです。

しかし、同サイズのRetinaディスプレイモデルは11インチからの発展ではなく、12インチ2,304 × 1,440という新しいディスプレイサイズで「12インチMacBook」という新しい製品として登場しました。

このことからiMac 4K Retinaディスプレイモデルは、21.5インチからの発展ではなく、新しいディスプレイサイズとなった新しいデザインのiMacとして生まれ変わる可能性もあるのかもしれません。

追記:新型iMac 4K Retinaディスプレイが発表されましたが、4096 x 2304ピクセルの21.5インチのパネルが搭載されました!さらに、P3規格の色域にも対応しさらに綺麗なRetinaディスプレイを搭載しています。

Appleちゃんねる
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