MacBook Proの液晶が黄色い!液晶メーカーを調べてカラープロファイルを調整!

スポンサードリンク

Retinaディスプレイの色が黄色い!

先日、15インチのMacBook Pro Retinaディスプレイモデル(Late 2013)が安くなっていたので思い切って購入して、メインRAMが8GBから16GBになったことやGPU処理が高くなったことで動作面ではほぼ不満はありませんでした。しかし、気になる点が一つありました。

Retinaディスプレイの色になんだか違和感を感じていたのです。

Mid 2012と比較するとなんだか表示画面が黄色っぽいのです…!そしてコントラストが浅いというか白っぽいというか。Mid 2012を横に並べて表示させると違いは鮮明に。

写真では少しわかりにくいのですが左がMid 2012、右がLate 2013です。

MacBookPro 画面が黄色い

Mid 2012は白い部分もしっかり白く表示されているのですが、Late 2013は全体的に黄色っぽい表示になってしまっているのです。わからないかな…^^;

調べてみると、ディスプレイメーカーによって色の出方が違うようで、LGディスプレイのパネルはProだけではなくAirの液晶パネルでも少し黄色っぽく表示されてしまうようです。なので、新しく購入したLate 2013のMacBook ProのディスプレイはLGディスプレイの製品である可能性があるのかもしれません。

ディスプレイメーカーを調べる

ということで、ディスプレイメーカーを調べてみました!

調べる方法としては「ターミナル」を起動して下記のコマンドを打ちます。こちらのコードはRetinaディスプレイのMacBook Pro専用となっています。

ioreg -lw0 | grep \"EDID\" | sed "/[^<]*</s///" | xxd -p -r | strings -6

MacBook Airの場合はこちら。

ioreg -lw0 | grep IODisplayEDID | sed "/[^<]*</s///" | xxd -p -r | strings -6

なお、ディスプレイメーカーを調べるには「Command Line Tools(コマンドラインツール)」のインストールが必要となり、インストールされていない場合は「インストールをしてくれ」と促されるのでインストールをしてください。

さて、上記のコマンドをターミナルに打つとこのように表示されます。

Mac 液晶メーカー

「LP154WT1-SJE1」

この型式の頭文字の部分がディスプレイメーカーを表す記号となっています。

  • LP:LGディスプレイ
  • LSN:サムスン

他のメーカーもあるらしいです。

やっぱり、僕が購入したMacBook Proの液晶パネルはLGディスプレイ製のようですね。LG製が悪いのかどうかはよくわかりませんが以前に焼き付け問題などを起こしていたのはLGディスプレイ製のものだったようです。

Mid 2012のメーカーも確認をしてみたところ…

2014 11 12 22 06 12

サムスン製の液晶パネルが採用されていたようです。

初期設定のカラープロファイルではサムスンのパネルの方が色の発色はやはりいいと思います。でも、カラープロファイルを調整することで黄色い画面は調整できるはず。なので、カラープロファイルをカスタマイズしてMid 2012のパネルと近い色になるように調整をしました。

スポンサードリンク

カラープロファイルを調整する

カラープロファイルを調整するのは、「システム環境設定」→「ディスプレイ」→「カラー」から「補正」を選択することでオリジナルのカラープロファイルを作成することができます。

カラープロファイル

すると、「ディスプレイキャリブレータ・アシスタント」が起動されるので「詳細モード」をチェックして続けます。

ディスプレイキャリブレータ・アシスタント

ここからは、ネイティブガンマの調整を細かく設定ができるのですがこの辺りは基本的にそのままでいいと思います。少し、白っぽいと感じているなら少しコントラストが強くなるように黒色が強くなるように左側のつまみを少し下にすればOKです。(雰囲気で調整してみてください)

2014 11 13 9 48 58

「使用するガンマ」は標準の2.2でいいと思います。

2014 11 13 9 53 16

さて、黄色い画面表示を改善させることができる「ホワイトポイント」の調整です。

標準では「6500(D65)」に設定がされています。この数字が大きくなると青っぽい画面にすることができて逆に数字を小さくすると黄色い画面になります。僕の環境では6800〜6900の間に調整しました。

ホワイトポイント

これで調整は完了でカラープロファイルの名前をつけて終了です。下記の写真がカラープロファイル調整後の左がMid 2012のサムスン製、右がLate 2013のLGディスプレイ製の表示画面です。(写真だとかなりわかりにくいですね…!なんかMid 2012の方が黄色く見えてしまっています)ちょっと青すぎたかもしれません。

IMG 0661

今回は2台並べての色調整だったのでMid 2012の色に近づけることが簡単にできましたが、これが1台だけでの調整となるとかなり迷ってしまうかもしれませんね。

また、2台あったから画面が黄色いということに気づいたということもあるのかもしれません。もし、これが初めてのRetinaディスプレイのMacだとしたら表示画面が黄色いとは思わなかったかもしれません。

要は気にしすぎってことなのかもしれません…!

スポンサードリンク
スポンサードリンク
follow us in feedly