iPhone6sとiPhone6のLTE通常エリアの実際の通信速度を比較

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iPhone6s/6s PlusのLTEの通信速度

iPhone6s/6s PlusではCat.6のLTE(4G LTE-Advanced)に対応したことで、最大で300Mbpsの通信速度が可能となっています。現時点ではNTTドコモのキャリアアグリゲーション技術を利用した「PREMIUM 4G」の262.5Mbpsが国内最速となっており、東京・大阪・名古屋の一部のエリアしかその違いを体感することができません。

対応エリア外の通信速度は?

では、キャリアアグリゲーションの恩恵を受けることができない田舎での通信速度はiPhone6からiPhone6sに機種変更することで恩恵を受けることができないのか?そんな疑問を感じました。

というのも、300MbpsのLTE通信に対応するためにクアルコムのLTEモデムチップが MDM9625M から PMD9635 にグレードアップしています。

https://itstrike.biz/apple/iphone/28476/

ということは、262.5Mbpsの恩恵を受けることができない地域でも少なからず通信速度が上がっている可能性はないのだろうか?と。

ということで、サンプル数がかなり少ないのでなんとも言えないところなんですが、同じ場所(最大150Mbps・112.5Mbpsエリア)、同じ時間帯でiPhone6とiPhone6sのLTEの通信速度を測定してみました。

iPhone6とiPhone6sのLTE速度の実速度の違い

まず、iPhone6のLTE通信の速度です。

  • 1回目:下り(35.71Mbps)上り(5.83Mbps)
  • 2回目:下り(35.14Mbps)上り(8.95Mbps)
  • 3回目:下り(40.59Mbps)上り(6.87Mbps)

iPhone6 LTE速度

次にiPhone6sのLTE通信の速度です。

  • 1回目:下り(38.48Mbps)上り(7.50Mbps)
  • 2回目:下り(40.85Mbps)上り(8.28Mbps)
  • 3回目:下り(40.43Mbps)上り(6.57Mbps)

iPhone6s LTE速度

少しだけiPhone6sの方が速いのかな?といった感じです。誤差範囲と言えるレベルかもしれませんが、iPhone6よりも遅くなっているということはなさそうです。

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今後、300Mbps・262.5Mbpsのエリア、さらに地方でもエリアが拡大をしつつある225Mbps・187.5Mbpsのエリアが増えることを考えると、iPhone6s/6s PlusのLTE速度が150Mbpsから300Mbpsに高速化した意味は大きいのかもしれません。

ちなみに、NTTドコモは2015年11月から300Mbps、auも300Mbpsのサービスを開始することを発表しています。ソフトバンクは利用できる電波の問題で187.5Mbpsが最大通信速度となっていますが、実際の通信速度は意外にも高速なものとなっています。

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