iPhone 6の解像度は1704×960ピクセルになり1.5倍高精度に?

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iPhone 6の解像度は1704×960ピクセル?

iPhone 6は現行モデルの4インチから4.7インチと5.5インチの2種類のディスプレイと大型化がされるといわれていますが、解像度に関してはあまり情報がありませんでした。今回新しく出てきた情報としてiPhone 6の解像度は1,704 x 960ピクセルとなりiPhone 5/5c/5sの1,136 x 640ピクセルの1.5倍のピクセル数となると伝えられています。

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iPhoneの解像度は互換性維持のため規則性がある

今までAppleはアプリの互換性を維持するために解像度はある規則により上げてきており、初代iPhoneの480 x 320ピクセル(163ppi)をベースにiPhone 4にて2倍のピクセル密度となる960 x 640ピクセル(326ppi)の解像度を採用しています。

画素数が整数倍で増やすことで480 x 320ピクセルで製作されたアプリの互換性を保つことができ、例えば100 x 100ピクセル(@1x)と200 x 200ピクセル(@2x)の画像データを用意すればよかったためアプリやウェブ制作者からしても2種類の整数倍データを作成するだけで対応ができたのでが非常に効率が良かったのです。

iPhone 5で16:9の画角にするために縦方向を伸ばした1,136 x 640ピクセル(326ppi)となり、@1xでみれば568 x 320ピクセルという解像度になります。iPhone 6で採用されるという1,704 x 960ピクセルという画素数は一般的にはマニアックなディスプレイですが、@1xから3倍する@3xに変換しればいいということになります。

ちなみに、1,704 x 960ピクセルという解像度が採用されれば4.7インチ版は416ppi、5.5インチ版は355ppiとなり現行モデルよりも高精細なディスプレイになることがわかります。

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マルチ解像度モードを開発中

また、AppleはMacBook Pro with Retinaでも採用されているような高度なスケーリング機能であるiOS用の「マルチ解像度モード」の開発も行っているとのこと。

もしこれがiPhoneでも利用できることになれば1,704 x 960ピクセルというマニアックな解像度を持ったディスプレイを採用しなくても一般的に普及している1920×1080のフルHDディスプレイを採用することも可能になりコストを下げることができるのではないでしょうか。

追記:iPhone 6 Plusは1,920 x 1,080ピクセルの解像度に

iPhone 6 Plusは1,920 x 1,080ピクセルのディスプレイが採用され、MacBook Proで採用されているスケーリング技術を応用することで最適な表示を実現しています。iPhone 6 Plusの解像度は1,920 x 1,080ピクセルですがベース解像度は736 x 414ピクセルとなっています。

9To5Mac
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