スペック差別化で「iPad Air 2」推し？「iPad mini 3」はA8XではなくA7チップ搭載へ！

Appleは「iPad mini 3」よりも「iPad Air 2」推しか

Appleが、9.7インチの「iPad Air 2」と7.9インチの「iPad mini 3」の2モデルのiPadを発表しましたが、今までは両モデルの違いは画面の大きさだけでしたが、今回からスペック面でも大きな差を付けてきました。

もしかしたら、AppleとしてはiPhone 6 Plusを投入したことでiPad mini 3よりも「iPad Air 2」を推していきたいという思いがあるのかもしれません。

AppleがiPad Air 2とiPad mini 3を発表！A8Xチップと800万画素カメラ搭載へ！

iPad Air iPad mini

両モデルとも指紋認証のTouch IDは搭載されApple Payに対応するなど順当なスペックアップを果たすことになります。

スペックに差別化

しかし、CPUプロセッサについてはiPad Air 2にはA8Xチップが搭載され、iPad mini 3にはなんとA8チップではなく旧モデルに採用されていたA7チップを採用しています。

iPad プロセッサ　比較

まさか、A8チップではなくA7チップを搭載するとは…！

iPad mini 3がA7チップを搭載したことでiPad Air 2ではカメラの機能としてバーストモードやスローモーションビデ⁠オが搭載されたのに対し、iPad mini 3は同機能を使う事ができません。

さらに画素数もiPad Air 2は800万画素なのに対してiPad mini 3は500万画素止まりとなっています。

ディスプレイの加工も差別化され、iPad Air 2はフルラミネーションディスプレイと呼ばれるiMacのディスプレイにも採用されている液晶と保護カバーの隙間を極限までなくして反射防止コーティングを施すことでより光の反射が少ないディスプレイが採用されており、より綺麗が画面を楽しむことができます。

両モデルの違いを表で比較していきます。

	iPad Air 2	iPad mini 3
CPU	A8Xチップ 2GB RAM(?)	A7チップ 1GB RAM
ディスプレイ	フルラミネーションディスプレイ反射防止コーティング	–
カメラ	800万画素	500万画素
カメラ機能	バーストモードスローモーションビデ⁠オ	–
Wi-Fi	802.11a/b/g/n/ac	802.11a/b/g/n

iPad mini 3はiPad mini 2にTouch IDが搭載されただけで残念ながらほとんどスペックアップをしていません。

となると、iPad mini 3の購入は少し考えた方がいいのかもしれません。Touch IDが付いていない前モデル16GBなら42,800円よりも1万円以上も安い31,800円と超リーズナブルな価格で手に入るので、どうしてもTouch IDを使いたいという方以外はiPad mini 2を選択した方がいいかもしれません。

ちなみに、非Retinaディスプレイは26,800円と31,800円から更に価格が下がってます。