iPhoneのカメラの使い方とLive Photosから静止画を切り出す方法。

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iOSの標準カメラアプリの使い方

iPhoneやiPadのカメラアプリは写真を撮影するだけではなく、iPhone 6s/6s PlusやiPhone SEなどの最新モデルでは動く写真こと「Live Photos」や、4K解像度の動画の撮影をすることができます。この記事では、iOSのカメラアプリの使い方としてモードの切り替え方法や、「Live Photos」か静止画を切り出す方法などを紹介します。

Live Photos

写真のモード

iOSのカメラアプリのモードは「写真」、「スクエア」、「パノラマ」、「ビデオ」、「スロー」、「タイムラプス」の6種類あります。カメラアプリを起動して左右にスワイプすることでモードを切り替えることが可能となっています。

iOSのカメラモード切り替え iOSのビデオ

写真を撮影するモードは、標準比率となる「4:3」での撮影ができる「写真」、スクエア型「1:1」での撮影ができる「スクエア」、パノラマ撮影ができる「パノラマ」の3つのモードが存在ます。iPhoneのディスプレイ比率は「16:9」ですが、写真に関しては「4:3」となり、より写真い近いイメージで撮影することになります。

パノラマ写真 iPhone スクエア型 iPhone

最近ではFacebookやLINEで画像をシェアすることも増えたので、スクエアサイズで撮影をすることも多くなったようにも感じますね。

上部メニューには、「フラッシュ(自動/オン/オフ)」、「HDR(自動/オン/オフ)」、「Live Photos(オン/オフ)、「タイマー(オフ/3秒/10秒)」、「カメラ切替(前面/背面)」の項目があり、状況によって設定することができます。

カメラのメニュー

フラッシュの扱いは意外と難しく、部屋などでの撮影はオフにした状態の方が綺麗に写真を撮影することができます。なので、僕は基本的にはフラッシュはオフにして、本当に真っ暗闇の時だけフラッシュをオンにするようにしています。

カメラアプリのメニュー

HDRというのは「ハイダイナミックレンジ合成」の略で逆光の時でも綺麗に補正してくれる便利な機能となっています。具体的には3段階の違う明るさの画像を1枚の写真に合成するという仕組みで、HDRの機能を「自動」にしておくことで状況に合わせて自動的にHDRを使用するかをシステム側で選択してくれるので、基本的には「自動」に設定しておけばいいのかなと思います。

「設定」→「写真とカメラ」のHDRの設定の「通常の写真を残す」を有効にすることでHDRを利用していないオリジナルの画像を保存することもできます。

動画のモード

動画を撮影するモードは、通常の動画を撮影することができる「ビデオ」、スローモーション動画を撮影出来る「スローモーション」、コマ撮り動画を撮影出来る「タイムラプス」の3つのモードがあります。

スローモーション iOS タイムラプス

タイムラプスについてはこちらの記事で紹介しています。

動画の解像度や滑らかさは「設定」→「写真とカメラ」の「ビデオ撮影」の項目から変更することが可能で、初期設定の(1080p HD/30fps)以外に、より滑らかな動画を残すことができる(1080p HD/60fps)や、データ容量を少なくすることができる(720p HD/30fps)を選択することができます。

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なお、iPhone 6s/6s Plus、iPhone SE、iPad Pro 9.7は4K解像度となる(4K/30fps)で動画を撮影することが可能となっていますが。しかし、1分間の動画を撮影しただけで通常の動画の3倍ものデータを使用するので、乱用するのはかなり注意を言えるかもしれませんね。

カメラの動画モード 動画の解像度とfps

スローモーション機能も(1080p HD/120fps)か(1080p HD/240fps)のどちらかを選択することができ、(240fps)を利用することでより滑らかなスローモーション動画を撮影することが可能となります。

カメラの動画モード スローモーション動画の設定

Live Photos(ライブフォト)の使い方

Live Photos(ライブフォト)は、Appleが「iPhone 6s/6s Plus」で初めて搭載させた動く写真という新しいタイプの記録モードとなっており、個人的には動画を撮るほどではないけど、この時の雰囲気を残しておきたいという時によく利用している機能で、非常にお気に入りの写真モードです。

使い方は非常にシンプルで上部メニューの太陽のようなアイコンがオレンジ色に表示されていれば、シャッターボタンをタップするだけでLive Photosで写真を撮影することができます。

Live Photos(ライブフォト)の設定 Live Photos(ライブフォト)シャッター

普通の写真を撮影するのと違って効果音が「ピコ」という音が鳴るだけで撮影中は上側に「LIVE」というアイコンが表示されています。「カシャ!」と大きな音がしないので静かなところで写真を撮る時に意外と重宝したりしていますが….。

Live Photosを再生するには3D Touch搭載モデルのiPhone 6s/6s Plusは写真を強くタップすることで再生され、他のモデル(iOS 9以降のiOSデバイス)は写真を長押しすることで再生することが可能となっています。

また、Live Photosで撮影した写真を切り出して1枚の静止画を複製することで、Live Photosに対応していない端末でも普通の写真として扱うことが可能となります。

写真を選択した状態で「共有ボタン」から「複製」を選択します。

Live Photos 写真を切り出す Live Photos 写真を複製

「静止画像として複製」をタップすることで、Live Photosの写真データから静止写真が一枚だけ切り出されて複製されます。

Live Photos 静止画像として複製

なお、iPhoneやiPadで撮り溜めた画像や動画は「iCloud写真共有」を活用することで、無料でクラウド上に写真を保存することが可能となります。

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