iPhoneやiPadのストレージ空き容量を増やす3つの方法

スポンサードリンク

iPhoneやiPadのストレージ容量を増やす方法

iPhoneやiPadの16GBモデルは価格が安いという理由で購入している方も多いかと思います。僕も9.7インチの「iPad Air 2」はお手頃価格の16GBモデルを使用しているのですが、たびたび容量不足に陥り悩まされています。そこで、僕が定期的にストレージ容量を増やすために定期的に行っている方法を紹介します!

iPhoneやiPadのストレーズを増やす方法

16GBモデルのiPhoneやiPadはちょっと使っているだけで以下のように容量が少なくなってしまいます。

iPhoneやiPadのストレージ容量

データの使用状況を確認する

何のデータが容量を圧迫しているのかは、「設定」→「一般」→「ストレージとiCloudの使用状況」から細かく確認をすることが可能です。

ストレージ容量を確認する

「ストレージとiCloudの使用状況」→「ストレージの管理」を選択します。

ストレージ容量

各アプリのデータの使用状況を確認することができます。今回の場合は写真に関するデータが多く占めていることがわかります。

各アプリのデータ使用量

以下、ストレージ容量を増やす方法を3つに渡って紹介します。

  1. 各アプリのデータを手動で削除していく
  2. iTunesでバックアップを取って初期化する
  3. iCloudでバックアップを取って初期化する

1.各アプリのデータを手動で削除していく

写真を削除、管理する

「ストレージとiCloudの使用状況」→「ストレージの管理」で何のアプリが容量を圧迫しているのが分かったので、まずは容量を占めている写真で必要ない画像は削除していきましょう。

とはいえ、必要な写真ばかりだと思うのでiCloudフォトライブラリを使ってiCloud上に写真データを移してしまいましょう。

「設定」→「写真とカメラ」→「iCloudフォトライブラリ」をオンにし、さらに「iPadのストレージを最適化」または「iPhoneのストレージを最適化」にチェックを入れましょう。最適化することで、写真アプリで一覧表示する画像はプレビュー画像に画素数が小さくなり、全体的に容量を小さくすることができます。

iCloudフォトライブラリ

ただし、「iCloudフォトライブラリ」はiCloudのストレージを使用するため無料で使用出来る5GBを超えてしまうことが考えられます。月額100円掛かってしまいますが50GBのストレージを購入することをお勧めします。

音楽データを削除する

iOS9には、Apple Musicから音楽をダウンロードしてオフラインで聞くことができる機能、さらにPodcastを利用している場合は知らぬ間に音声データの容量が圧迫していくことになります。

「設定」→「一般」→「ストレージとiCloudの使用状況」→「ストレージの管理」→「ミュージック」または「Podcast」でダウンロードした楽曲や動画を確認することができます。

右上にある「編集」から楽曲を削除することが可能です。

音楽データを削除する

特にPodcastを利用している方は本当に知らない間に音声データが増えてしまっているので、定期的に削除することをお勧めします。

ウェブブラウザの履歴を削除

SafariやGoogle Chromeなどのウェブブラウザも意外とデータが増えていきます。なので、定期的に履歴やキャッシュを削除することで容量の圧迫を抑えることができます。

Safariの場合は「設定」→「Safari」から「履歴とWebサイトデータの消去」でデータを削除することができます。

Safariの履歴を削除

Google Chromeの場合はアプリを起動して、右上の「リストボタン」→「閲覧履歴データの消去」→「閲覧履歴を消去」でデータを削除可能。

Google Chrome 履歴削除

必要ないアプリを削除

「ストレージの管理」では必要のないアプリもサクサクと削除することが可能です。もう使わないアプリを消してしまってすっきりさせましょう!

アプリを削除する 「ストレージの管理」

ここまで、手動でちまちまとデータを圧縮する方法を紹介しましたが、正直なところ時間を掛かる割に効果はあんまり出ません。なので、個人的にはiPhoneやiPadをバックアップを取って初期化してしまうのが一番手っ取り早い方法だと考えています。

2.iTunesでバックアップを取って初期化、復元

PCやMacをお持ちならiTunesで完全バックアップを取ることが可能です。iPhoneやiPadをiTunesに接続しバックアップ先を「このコンピューター」に設定します。

iTunesでバックアップ

必ず「ローカルのバックアップを暗号化」にチェックを入れましょう。そうすることでLINEなどのメッセージも全て復元することが可能となります。

バックアップが完了したら、「設定」→「一般」→「すべてのコンテンツと設定を消去」ですべてのデータを削除します。

コンテンツと設定を削除

iPadを削除

しばらく待つと初期化されますので、バックアップから復元します。今回はiTunesから復元します。

復元する

iTunesで復元をしたのでほぼ同じ環境に戻ったことになりますが、ストレージの容量は初期化前より3.0GBも増加していることが確認できました。

iTunesから復元した場合のストレージの容量

初期化したことで、目に見えない必要のないデータが綺麗に消去されたことが考えられます。ただし、写真データがそのまま復元されるため大きな容量アップには繋がりませんでした。ここを大きく削減するためには以下で説明するiCloudでバックアップを取って復元する方法がお勧めです。

3.iCloudでバックアップを取って初期化、復元

もっと容量を増やしたいという方はiCloudでバックアップを取って初期化、復元しましょう。「設定」→「iCloud」→「iCloudバックアップ」をオンにして「今すぐバックアップを作成」をタップします。

iCloudバックアップ

iCloudバックアップは完全に復元させることができないのでLINEなどのトーク履歴などが消えてしまう、サードパーティ製のアプリで再設定が必要になる場合もありますので注意が必要です。

写真データはiCloudフォトライブラリを利用している場合こちら側でバックアップされカメラロールの画像はバックアップされません。

iCloudフォトライブラリを利用していない場合はカメラロールはバックアップされますが、何れにしてもiCloudの容量は無料枠の5GBでは足りないでしょう。僕はより容量を節約することが可能なiCloudフォトライブラリに写真を移行させることをお勧めします。

iCloudでのバックアップが完了したら、「設定」→「一般」→「すべてのコンテンツと設定を消去」ですべてのデータを削除します。

iPadを削除

そして、iCloudバックアップから復元します。

復元する

iCloudバックアップからの復元で、ストレージの容量は初期化前より6.8GBも増加していることが確認でき、iTunesバックアップから復元した場合よりも3.8GBも容量を増やすことができました。

iCloud復元後のストレージ容量

容量が空いた理由として、iCloudバックアップからの復元は基本的にはAppデータなどの設定のみが復元されるため余計なデータが復元されないことや、写真データが一度削除されてiCloudフォトライブラリに移行され「iPadのストレージを最適化」または「iPhoneのストレージを最適化」で画像が各端末のサイズに合わせた写真に置き換わったことが大きく要因と言えます。(写真の容量が約4GBから559MBに削減されていることが確認できます)

「とにかく容量を増やすたい!」「再設定が面倒ではない!」「LINEのトーク履歴は消えても構わない!」という方はiCloudバックアップで復元する方法をお勧めします。(現在はLINEのトーク履歴をiCloudに保存することが可能となっています。)

スポンサードリンク
スポンサードリンク
follow us in feedly