iOS8の容量が大きく16GBモデルの使える容量が少ないと集団訴訟

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iOS8の容量が大きいことで集団訴訟

アメリカでiOS8のデータが大きいことから16GBのiPhoneやiPadを利用しているユーザーがAppleに対して集団訴訟を起こしているそうです。

iPhone 5cの16GBモデルにiOS 8をインストールした場合の空き容量は12.6GB、iPhone 5sで12.2GBとなるそうでOSだけで23.1%程度の容量を使っていると訴えているようです。

Iphone capacity

今回の訴訟はAppleをターゲットとしたものになっていますが、何もiOSだけが容量を喰っているわけではなくAndroid端末も同じ位の空き容量となっているので、現在のスマートフォン全てにおいて16GBの端末では十分な容量を得ることが出来ないことになります。

AppleはiCloudサービスなどを利用してiPhoneの容量を節約することができるとしているようですが、これには納得いかないようです。

iOS 8から提供が開始されたiCloud DriveやiCloudフォトライブラリを活用すること劇的に容量を削減することが可能です。

関連 iCloudフォトライブラリで写真の共有化とiPhoneの容量を節約する設定方法

iCloudフォトライブラリを利用するにはiCloud Driveの容量を増やす必要がありますが、月額100円から利用できるわけで明らかに32GBや64GBのモデルを購入するよりもお得といえます。

正直なところ、一番安い16GBを購入して容量が少ないと訴えるのはおかしな考えだと思います。訴えるお金があるなら上位モデルを購入しろよって言いたくなりますね。

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問題は表記方法か

ただ、今回の焦点としては「16GBモデル」と表記している部分に問題があるとしているので、この裁判の行方は非常に気になる所。

これで、もしAppleが敗訴となった場合に今後の広告や製品紹介で「実空き容量」みたいな感じの表記になる可能性もあるのかもしれません。

iOS 8にアップデートするときに必要空き容量

PCやMacを利用せずにOTAでiOS 7からiOS 8にアップデートするにはiPhone本体に5.7GB以上、iPad本体に6.9GB以上の空き容量が必要となります。

なので、16GBのiPhoneやiPadを利用しているユーザーは写真や音楽データなどを削除したりPCに移行するなどする必要がありました。

個人的にはOSの容量よりもアップデート時の空き容量が大きい事をなんとかして欲しいところです。16GBモデルでアップデートのたびに7GBの空き容量を確保するのはかなり至難の業です。

とはいえ、PCやMacを使ってiTunesからアップデートすれば空き容量が足りなくてもPC側にデータを一時的に置くなどしてアップデートが可能です。

iPhone6 itunes接続

PCやMacを持っているなら16GBモデルでもOKで、モバイルデバイスしか持っていない場合は32GBか64GBモデルを選ぶのが無難といえるのではないでしょうか。

9To5Mac

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