iPhone 5sの「A7プロセッサ」がデュアルコアでもクアッドコアより高性能な理由は?

iPhone 5s・iPhone 5・LG G2・GALAXY S4のベンチマーク比較

アップルのiPhone 5sとiPhone 5、LG G2、サムスン GALAXY S4のベンチマークを比較した結果がpcmagが公開をしました。各スマートフォンに搭載されているプロセッサは下記の通りです。

  • iPhone 5s:A7 1.3Ghz 64bitデュアルコア (iOS)
  • iPhone 5:A6 1.2Ghz デュアルコア (iOS)
  • LG G2:Snapdragon 800(MSM8974)2.3Ghz クアッドコア (Android)
  • GALAXY S4:Snapdragon 600(APQ8064T) 1.9Ghz クアッドコア (Android)

結果としては全ての調査において「iPhone 5s」のA7プロセッサが他のプロセッサを凌駕する結果となり、最速と言われてたクアルコムのプロセッサ「Snapdragon 800」の性能よりも高性能なものとなりました。

iPHone 5s プロセッサ性能比較

iPhone 5sとiPad Air、iPad mini2/mini3に搭載されているA7プロセッサはARMv8アーキテクチャをベースとした64ビットで動作する世界初のモバイルプロセッサとなり、デュアルコアでありながらクアッドコアである他社プロセッサより高性能なものとなっています。

大元であるARMプロセッサの64bit化はまだ始まったばかりでサーバー向けCPUで一部出荷が始まった段階で製品化は2014年からとなっており、他社プロセッサの64ビット化も2014年に入ってからが予定されいるのでしばらくはアップルの「A7」プロセッサが独走することになりそうです。

64ビット化のメリットは?「A7プロセッサ」がデュアルコアでも高性能な理由

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一般的には、32bitから64bitへ移行するメリットとして4GBより大きなRAMを搭載(理論上16EB)できることにあります。パソコンやMacが64bitに移行した時は丁度メモリが限界まできていた時期で、パソコンOSの64bit化が進んだ現在では8GBは当たり前に搭載されています。

このことから「iPhone 5s」のRAMは1GBとなっており64bit化の恩恵はあまり無さそうに見えます。

しかし、今までの32bitのARMアーキテクチャは元々はAcornの教育用コンピュータ向けに設計されたため一般的なRISCプロセッサより複雑なISA設計となっているそうです。そこで、ARMは64bit化するにあたり古くなった複雑なISA設計を一から開発をし直し完全に新しい新世代のISAとして生まれ変えたそうです。

つまり、ARMv8はブラッシュアップされた完全に新しくなった命令セットということになり、アップルの「A7」プロセッサはデュアルコアですが設計の古い32bit命令セットを利用しているクアッドコアプロセッサより性能の高くなった要因の一つになったと言えそうです。

アップル Aプロセッサ 進化

iPad(第5世代)にはグラフィック性能をさらに強化させた「A7X」を搭載するのか、そのまま「A7」を搭載するのか注目ですね。スペック的には「A7」で十分のような気もしますが、やはり「A7X」を搭載してほしいですね。

追記:iPad(第5世代)はiPad Airに

iPad(第5世代)はiPad Airとスタイルもスリムになり生まれ変わりましたがプロセッサはA7世代はXシリーズは登場することなくiPhone5sと同じA7チップが搭載されることになりました。

2014年10月には後継機となるiPad Air2が発売され、A6Xチップ以来となるXシリーズのプロセッサA8Xチップ(トリプルコア)が搭載され、RAMもモバイル製品としては初となる2GBのRAMを搭載し大きく性能を向上することになりました。

関連 Appleが「iPad Air 2/mini 3」正式発表!A8Xチップと800万画素カメラ搭載へ!

PCMagPC Watch

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