iPhoneの年間電力量は冷蔵庫以上でクラウド電力は国家並?

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「iPhone」の年間電力量は冷蔵庫以上?

AppleのiPhoneを利用するには中型の家庭用冷蔵庫より多くの消費電力が必要であるとDigital Power Groupが行った調査で明らかになったそうです。

iPhone 5s ロゴ

この調査によると、中型冷蔵庫の平均年間消費電力量は322kWhなのに対して、iPhoneの平均年間消費電力量は361kWhに達するといいます。

クラウドサービスや回線などの電力も加算

このように書かれると「そんな、まさか!」と思ってしまいますがiPhone単体の消費電力だけで計算をしているわけではなく、Appleがユーザーに提供しているクラウドサービスの「iCloud」で消費される電力も加算されている消費電力となっています。

これはあくまで、毎週1時間程度のビデオ視聴をiCloudからのストリーミング視聴した場合の試算となっています。確かに「iCloud」からのストリーミング再生には「データセンター → 光回線 → WiFi」といったように様々な機器を経由する必要があるので、それに必要な電力は僕たちが想像しているもの以上に消費しているということなのかもしれません。

国レベルの消費電力

下記グラフは、仮に世界のクラウドデータセンターを1つの国と考えた場合の年間消費電力量はアメリカ、中国、ロシア、日本に次いで世界5位の消費電力になると言います。

iPhone 消費電力

世界最大のクラウドデータセンターを持っているのはAppleなんだそうで、iPhone、iPadにクラウドサービスを提供するために膨大なエネルギーを使用しているそうです。Googleより多いというのが意外でした。

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今回の調査の数字は非常に興味深いものがあります。これからさらにクラウドの需要は高まるはずですからさらに消費電力は増加し、いずれはアメリカや中国の年間消費電力量に匹敵するものになる可能性がありそうです。

Digital Power Group
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