Appleが次世代ディスプレイ「Micro LED」の試作生産を2017年後半にも開始か

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Appleが次世代ディスプレイMicro LEDの試作を開始へ

Appleが将来のiPhoneやApple Watchに採用を検討しているMicro LED(マイクロLED)の試作の生産を2017年後半にも台湾のevaluationに発注するとサプライチェーンの情報より明らかになりました。

Micro-LED

image:TechNews

Micro LEDはLED素子を高密度に集積したディスプレイでコントラストの高い綺麗な画像と応答時間の高速化を得ることができます。LEDの特徴でもある省電力でLED自体が発光するためデバイスに採用することで薄型化にも期待がされるOLED(有機ELディスプレイ)に次ぐ次世代のディスプレイとして注目されています。

LEDについては大型ディスプレイの分野で実用化がされておりスタジアムや大型商業施設などで使用されていますね。Appleはそれのモバイル版の開発をしており、2014年5月にMicro LEDの研究開発をしていたLuxVueを買収し人材と技術を手に入れており、独自に開発が進められており、次世代のiPhoneやApple Watchなどに採用を検討しているものとみられます。

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比較的省電力と言われているOLEDと比較してどれほどエネルギー効率が良いのかは分かりませんが、OLEDで問題となる画面焼き付きの問題などはクリアすることができるでしょう。(さすがに最近ではあまり聞かなくなったが。)

Micro LEDの開発は他社でも行われており、2016年5月にSONYがCrystal LED Display技術を使用した55インチのフルHDディスプレイとなるCLEDISを発表しています。これは403×453mmの大きさのMicro LEDディスプレイ(320×360ピクセル)を組み合わせ構造となっており、モバイル用途にはまだまだサイズが大きいので、これから小型化がされていくのでしょう。

Appleinsider
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