MacBook AirとiPad Airは将来的には廃止されるのか?

スポンサードリンク

MacBook AirとiPad Airの今後はどうなる?

9.7インチのiPad Proが登場したことでiPad Air 2の存在感は薄くなることになりますが、今後のAppleのラインナップで「Air」の名称は微妙な立場になってきているようです感じます。将来的には「Air」の文字は消えて無くなる可能性もあるのではないのかなと感じています。

iPadシリーズ

「Air」という名称が名付けられた一番最初の製品は2008年に発売された13.3インチの「MacBook Air」でした。当時のモバイルノートでここまで薄い製品はなかったので、まさに名前通りの製品でした。次に、iPadが第5世代にモデルチェンジをする時に筐体を完全に刷新して薄くなり「iPad Air」という名称で登場。「Air」の名称がつけられたAppleの製品はメインストリームに成長する事になります。

しかし、2015年4月に発売が開始された12インチ「MacBook」は既存の「MacBook Air」よりも薄くて軽いサイズで登場したことで「Air」という名称が微妙な立場になってしまいます。追い打ちをかけるように、2016年3月に発売が開始された9.7インチの「iPad Pro」は「iPad Air 2」と同じサイズで「Pro」性能を持ったデバイスとして誕生しました。

以下、今後のApple製品のラインナップを予想してみました。

iPadシリーズ

iPadのラインナップはiPad Pro、iPad Air 2、iPad mini 4、iPad mini 2の4つとなっています。

iPad ラインナップ 201604

本体の厚みはiPad Pro 9.7とiPad Air 2、iPad mini 4の3モデルは6.1mmと同じとなっておりiPad Air 2だから薄いということはありません。むしろ、「mini」の方が本体サイズが小さいので軽いです。

こう考えると、将来的には「Air」の名称が消えて「iPad」無印の製品がエントリーモデルとして発売されるかもしれません。

  • iPad Pro(9.7、12.9inch)
  • iPad(9.7inch)
  • iPad mini(7.9inch)

追記:2017年6月現在、iPadのラインナップは以下のようになっています

iPad ラインナップ

  • iPad Pro(10.5、12.9inch)
  • iPad(9.7inch)
  • iPad mini 4(7.9inch)

Macシリーズ

MacのラインナップはMacBook(12inch)、MacBook Air(11,13inch)、MacBook Pro(13,15inch)、iMac(21.5,27inch)、Mac Pro、mac miniとなっています。

Macラインナップ 201604

今まではMacBook Airが最も薄く軽いモデルでしたが、MacBookが復活したことで立場が逆転してしまうことに。

  • MacBook(12、13.3、15inch)
  • MacBook Pro(13.3、15inch)
  • iMac(21.5、27inch)
  • Mac Pro
  • Mac mini

2016年6月に発表されると噂されているMacBook Airの後継機はRetineディスプレイを搭載し、11インチが廃止されて13インチと15インチの2モデルになると言われています。12インチMacBookの大型ディスプレイバージョンとしてリリースされてもなんら違和感がありません。

追記:2017年6月現在、Macシリーズは以下のラインナップとなっています。

Macラインナップ

  • MacBook(12inch)
  • MacBook Air(13.3inch)
  • MacBook Pro(13.3、15inch)
  • iMac(21.5、4K 21.5、5K 27inch)
  • iMac Pro(5K 27inch)
  • Mac Pro
  • Mac mini

MacBook Airに関しては11インチモデルが廃止され13.3インチモデルが低価格モデルとして継続販売されています。なお、フラグシップモデルとなるiMac Proは2017年12月にリリースされる予定となっています。

スポンサードリンク

iPhoneシリーズ

iPhoneのラインナップはiPhone 6/6s、iPhone 6/6s Plus、iPhone SEの3つとなっています。

iPhone rainnnappu 201604

2016年3月に4インチの「iPhone SE」がリリースされたことで規則性がなくなってしまったのですが、5.5インチのiPhone 6/6s Plusは手ぶれ補正付きのカメラを搭載するなど通常のiPhoneよりも高機能になっていることからiPadやMacと同じように「Pro」の名称を採用してもいいように感じます。

実際にデュアルカメラレンズを搭載したモデルは「iPhone 7 Pro」になるのではないかという情報があったりしますからね。

  • iPhone 7 Pro(5.5inch)
  • iPhone 7(4.7inch)
  • iPhone SE(4inch)

追記:2017年6月現在、iPhoneのラインナップは特に変化していませんが、2017年秋にリリースされるiPhone 8の登場により以下のようなラインナップになりそうです。

  • iPhone 8(5.8inch)
  • iPhone 7s Plus(5.5inch)
  • iPhone 7(4.7inch)
  • iPhone SE(4inch)

まとめ

やはり「Air」名称がなくなるのではないかという憶測が出てくるのは、12インチの「MacBook」の存在が大きいように感じます。

Appleは2016年6月に開催するとみられる開発者会議「WWDC 2016」でMacBook Airの後継機を発表するのではないかとみられています。

ここでの発表で、MacBook Airの後継機の名称が「Air」を引き続き採用するかどうかで、iPad Air 2の今後がどうなるのかも見えてくるのかもしれません。ちなみにiPad Air 2は第6世代モデルなので、次期モデルは第7世代となります。iPhone 7と同じ時期に「iPad 7」でリリースされる…という可能性もあるのかもしれません。(モデルナンバーなしの可能性が高そうですが)

今後、紙のようペラペラになったモデルが登場した時に再び「Air」の名称を復活してくれると面白いかも。

追記 20170717:2017年3月に9.7インチの標準モデルとなるiPad(第5世代)がリリースされたことでiPad Air 2が販売を停止し、2017年6月に10.5インチiPad Proがリリースされたのに合わせて9.7インチのiPad Proの販売も終了し、ラインナップがかなりスッキリしました。

  • iPad Pro(10.5、12.9inch)
  • iPad(9.7inch)
  • iPad mini 4(7.9inch)

タブレット用途なら9.7インチのiPad Pro(第5世代)、エクセルやイラストを描くなど作業用途なら10.5インチまたは12.9インチiPad Proを使う。今まで以上に選択しやすいラインナップになったと言えるかもしれませんね。

スポンサードリンク
スポンサードリンク
follow us in feedly