iPod Touch 6の開封レビュー!スペック性能が似ているiPhone5sと比較!

スポンサードリンク

iPod Touch 6のを購入したので開封レビュー!

2015年7月より販売が開始された「iPod Touch 6」を購入したので開封レビューをしたいと思います。

iPod Touch 6は前世代とデザインに関してはストラップループが廃止された意外は全く同じとなっていますが、3年経過した今でも古さを感じさせないデザインだなと手に持って感じました。

むしろ、本体の厚みがiPhoneよりも薄いので、手に馴染み非常に持ちやすい、さらにA8プロセッサが搭載されたことで、処理性能も大きく向上しとても使いやすいiOSデバイス、携帯電話機能が必要がないのであればまさに片手サイズの最強端末と言ってもいいのではないでしょうか。

外観デザイン

iPod Touch 6のケースは前モデルと全く同じのようでプラスチック製のケースに梱包されています。

iPod Touch 6 ケース

このままの状態ではケースから本体を取り出すことができないので、本体に入り付いているシールを剥がすことでケースから取り出す事が可能となります。

iPod Touch 6 保護シート

本体の外観デザイン(表面)です。ホームボタンも普通のボタンが採用されているので見た目では第5世代との違いは分かりません。唯一、見分けが付くところはカラーラインナップが若干変更されているという点でしょうか。

iPod Touch 6

外観デザイン(背面)です。こちらは、ストラップループが廃止されたので第5世代との違いを判断することが可能ですが、基本的にはデザインは同じといっていいでしょう。

iPod Touch 6 背面デザイン

iPhone 5sとiPod Touch 6を比較

4インチのiOSデバイスといえば現在も販売が継続しているiPhone 5sですが、携帯電話とGPS、Touch IDなどの機能が必要なければiPod Touch 6で事足りることになります。

iPod Touch 6と iPhone 5s ホームボタン

カメラ部分はiPod Touchは相変わらず出っ張りのあるデザインとなっており、iPhone 5sにはデュアルLEDフラッシュが搭載されていますがiPod Touch 6は通常のLEDフラッシュが搭載されています。黒色の部分はWi-Fiの電波を受信するための部分となっていますが、iPhoneのデザインに比べても非常にシンプルでカッコイイのもiPod Touchの魅力とも言えます。

iPod Touch 6 カメラ部

サイド部は切り替えスイッチの有無の違いとなっています。

iPod Touch 6とiPhone5sのサイドボタン

iPod touchは電話機能が付いていないので、近接センサーも搭載されていません。

近接センサー

電源ボタンはほぼ同じといっていいかもしれませんね。

電源ボタン

スピーカー部は現在のiPhone 6やiPadと同じように1列となります。

iPod Touch 6 スピーカー部

iPod Touch 6のスペック

iPod Touchの第5世代と第6世代、iPhone 5sのスペックの比較は以下の通りです。

世代 iPod Touch 5 iPod Touch 6 iPhone 5s
ディスプレイ 4インチ 1,136 x 640ピクセル(326 ppi)
プロセッサ A5 800MHz A8 1.1GHz A7 1.3GHz
RAM 512MB 1GB 1GB
背面カメラ 500万画素 F2.4 800万画素 F2.2 800万画素 F2.4
前面カメラ 120万画素 F2.4 120万画素 F2.2 120万画素 F2.4
ストレージ 16・32・64GB 16・32・64・128GB 16・32
GPS ×
Touch ID ×
Wi-Fi 802.11a/b/g/n 802.11a/b/g/n/ac 802.11a/b/g/n
サイズ 123.4mm ×58.6mm ×6.1mm 123.8mm ×58.6mm ×7.6mm
重量 88g 112g

iPod Touch 6はiPhone 6シリーズと同じA8チップが搭載されていますが、クロック数が1.4GHzから1.1GHzに下げられていることから、実際にはiPhone 5sのA7チップと同等の性能となっています。左から、iPhone 5s・iPod Touch 6・iPhone 6のGeekBench 3のスコア結果となっています。

iPhone 5s iPod Touch 6 iPhone 6
シングルコア 1385 1381 1577
マルチコア 2484 2445 2876

iPod Touch 6 ベンチマーク

A7プロセッサは28nm、A8プロセッサは20nmのプロセスルールで製造されているので、理論的にはA8チップでクロックダウンしたCPUの方が省電力で利用することができるということなのかもしれません。

スポンサードリンク

また、A8チップはiPhone 6/6 Plusのモデルで採用されており生産数もA7チップより生産コストが低いという可能性もありそうです。iPod Touchは約3年の時を経て新モデルが投入されること考えると世代の古いA7チップを製造し続けるよりも最新のCPUプロセッサと搭載することで将来的にA7チップの生産打ち切りを早めることができることも想定してのことかもしれません。

この辺りの真相はAppleにしか分からないことですが、A5チップから3世代もスペックアップをしたA8チップをiPod Touch 6に搭載したことはA7チップを搭載するだろうなーと予測をしていたことから少し意外なことでした。

なお、ディスプレイの解像度が低いことでGPUの処理速度は解像度の高いiPhone 6/6 Plusに比べても早いものとなっており、ゲームなどでは非常にサクサクと快適に動作することが予想できます。

電池の持ちは悪い

iPod Touch 6は本体のサイズが小さいこともありバッテリーサイズに制限があります。

  • iPod Touch 5:1,030mAh
  • iPod Touch 6:1,043mAh
  • iPhone 5s:1,560mAh
  • iPhone 6:1,810mAh

Appleの公式仕様では音楽や動画を再生できる時間は前世代と同じとなっていますが、電池の持ちはかなり悪くなったという声が多いです。

僕は第5世代のiPod Touchを使ったことがないので比較はできませんが、Webブラウジングやゲームを少ししただけでも確かにiPhoneと比較しても明らかに早くバッテリーが消費している印象を受けます。また、本体が薄いということもあり高負荷な処理をしていると本体が発熱しかなり熱いと感じることもあります。

iPod Touch 6はサブ機として最適

iPod Touch 6の魅力の一つとしては4インチの片手サイズのディスプレイにA8チップを搭載したことで快適に動作することが可能となったという点でしょう。

正直なところ非常に操作性が高いです。

確かに解像度が低いだけに情報量は少ないですが、出先で調べ物をしたいときなど片手でササッとWebブラウジングをすることができるのが非常に便利。(iPhone 6のテザリング機能を使って)さらに、iPhone Cellular Calls機能を利用することでiPhoneに掛かってきた電話をiPodで受けることやメッセージの送受信も可能。

つまり、使い方次第では本体サイズの大きいiPhone 6/6 Plusをカバンに入れたままiPod Touch 6をポケットに入れて移動することもできるので、サブ機としては非常に便利な端末だなーといった印象を受けています。

また128GBモデルが追加されたことで純粋に音楽を楽しみたいという方もOK。本体価格も3万円〜5万円弱で購入できるのでiPhoneと比較しても半分以下の金額で購入できる点も嬉しいポイントといえるのではないでしょうか。

スポンサードリンク

追記:iPhone SEが販売開始

Appleが4インチディスプレイを搭載した新型iPhoneとなる「iPhone SE」の販売を開始しました。「iPhone SE」は「iPhone 6s/6s Plus」のスペックを持った小型iPhoneとなっており、価格も16GBモデルが47,800円からとなっていることから、かなりお買い得なモデルとなっています。

iPod Touch 6は低価格で大容量のストレージを手に入れることができますが、バッテリー容量が少ないためゲームなどをすると、すぐに電池残量がなくなってしまうという欠点もあります。しかし、iPhone SE は省電力なA9プロセッサの搭載やバッテリー容量がiPhone 5sよりも若干大きなものを搭載していることもあり、iPhone 6sよりも電池の持ちは良くなっています。

4インチディスプレイを搭載した「iPhone SE」を検討の一つに含めるのもいいのかもしれません。

スポンサードリンク
スポンサードリンク
follow us in feedly