iTunesの進化の歴史を振り返る

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歴代iTunesのUIデザインや機能など

iTunesは2015年4月現在でバージョン12まで進んでおり2001年に登場したバージョン1からUIも機能も随分と進化を果たしています。WWDC 2015においてはストリーミング配信サービスとの統合が図られるという見方があり大きく進化を果たすことになるかもしれません。

(追記:2015年6月30日にストリーミング配信サービスとなる「Apple Music」のサービスが開始され、「iTunes 12.2」でApple Musicに対応するために大幅にUIデザインが変更されました。)

ということで、過去のiTunesの歴史を見ていきたいと思います。

iTunes 1.0

iTunes 1.0 2001年1月にリリースされ、AppleはユーザーがMP3にCDをリッピングし、使いやすいインターフェイス内で音楽を整理することができ、世界が今まで見た中で最も素晴らしいジュークボックスソフトとして登場しました。当時のUIのデザインはアルミを基調としたメタリックなものとなっています。

iTunes1.0

iTunes 2.0

iTunes 2.0 iPodが登場し、iPodとシームレスな統合を実現しソフトウェアにははイコライザーを追加し、Mac OS Xに iTunes がバンドルされました。

iTunes 2.0

iTunes 3.0

iTunes 3.0 2002年7月にリリースされ、ユーザーがルールを設定することでプレイリストを作成してくれるスマートプレイリストの導入がありました。

iTunes 3.0

iTunes 4.0

iTunes 4.0 2003年4月にリリース。「iTunes Music Store」が導入された記念すべきバージョンです。iTunes4.0からデザインに少し手が加えられアイコンのホリの深さ?が浅くなりました。

itunes4

iTunes 5.0

iTunes 5.0 iPod nanoと同時リリースされスマートシャッフル機能、Podcastなどをサポートしました。UIデザインも変更され比較的現状と近いデザインとなりました。

itunes5

iTunes 6.0

iTunes 6.0 iTunesでTV番組やミュージックビデオの購入が可能となりました。

itunes6.0

iTunes 7.0

iTunes 7.0 2006年9月にリリースされ「iTunes Movie Store」を開設し映画のiPodとの同期が可能になりました。今から6年も前に映画を購入できる環境をつくっていたことに驚きですね。 iTunes7ではIntel MacとPowerPC Macの両方で実行することができるようにユニバーサルバイナリにソフトウェア
となりました。

itunes7

iTunes 8.0

iTunes8.0 2008年9月にリリースされ、「Genius」機能の搭載し「iPhone」のアクティベーション機能を追加を追加しました。

itunes8

iTunes 9.0

iTunes9.0 2009年9月にリリースされホームシェアリング機能の追加されiPhoneのアプリをiTunesで整理が可能になりました。

itunes9

iTunes 10.0

iTunes10 2010年9月にリリースされました。ソーシャルネットワークサービス「Ping」の導入しましたが失敗に終わりpingサービスは終了しました。また新たに「iTunes Match」をサポートを開始。

itunes10

iTunes11.0

2012年11月29日に、最新バージョンのiTunes11がリリースされました。より分かりやすくシンプルになったUIデザインとミニプレイヤーも再設計されiCloudとの連携もさらに密なものとなっています。また日本においては2014年5月から「iTunes Match」の利用が可能になりました。

itunes11

itunes11

iTunes Matchが利用できるようになったことで音楽データをクラウド上で管理することになり、何も操作をせずにiPhone、iPad、Macにの全てのデバイスにおいて管理している楽曲を簡単に共有することが可能になりました。

iTunes12.0.1

iTunes12.0.1は2014年10月16日にリリースされました。OS X Yosemite 10.10のリリースに合わせてUIデザインがフラットデザインに変更され大きく変化をしています。

iTunes 12

iTunes 12.1で通知センターのためのiTunesウィジェットを追加され、さらにiPhoneやiPodなどの同期時のパフォーマンスも改善されています。

iTunes12.2

2015年6月30日にストリーミング配信サービスとなる「Apple Music」のサービスが開始、それに合わせて「iTunes 12.2」がリリースされました。

UIデザインも見直しが入りサイドバーが廃止されました。プレイリストを選択することでサイドバーを表示されることが可能ですが、今までのユーザーにとってはかなり使いにくい仕様に。

iTunes 12.2 サイドバーがない

Apple Musicを契約することで新曲やおすすめの曲を選択することができる画面も。

Apple Musicの画面

2016年6月にもアップデートが期待されている「iTunes 12.4」ではサイドバーの常時表示が復活するという情報もあります。ただ、Apple Musicに対応するなど全体的に動作が重くっているiTunesですが、そろそろ写真アプリのように完全刷新にも期待したいところです。

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